ひとりで生活していると やはり困ったこともあります。
人間の三大欲というのは、ひとり暮らしでも問題なく克服できるのですが 幸い大きな病気にはなったことないのですが 熱を出したりしたとき これが思い当たる節で一番 困りました。
まれに 高熱になって動くのも嫌だって時が 訪れるのですが 職場の上司からは病院に行きなさいとか言われますけど 行きたくてもだるくて行けないって事がありました。
とりあえず、力を振り絞って病院とかに行きますが 行ったからといってすぐには治るわけでもなく 家にいると食事もしなければなりません。
熱が高いときには 病院でポカリスエットを飲みなさいとか言われたことがありましたが 大きいサイズのものを なんとか買って帰って コップに入れて飲むとしても 今度コップを洗ったりするのが億劫になってましたから 熱が出た時用に紙コップや紙皿 わりばしを常備するようになりました。そのなごりで今でも、お箸は普段からわりばしを使ってます。
数年に1回くらい高熱になるときがあります。あと目の腫れ物と腰痛が頻繁に起こります。
大腸がんの検診はおなかがふくれて我慢しなさいと言われ苦しかったです。当時2,000円也。
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それと前回のエピソードにも少しふれましたが 職場で鋼材に躓いて そのとき走っていたのでかなり先まで飛び出して転倒したことがあったんですが よくはわからなかったけど左手をひねったと思うんですが 手首を曲げるのが困難になったことがあるんです。
その日は 我慢して仕事をしましたが 夕方 仕事を終えて帰る途中 病院に寄ってみました。骨には全く異常なく筋を痛めてるといわれ 少しの間 ギブスをしておくようにと 左手肘から指の付け根くらいまでギブスで覆われました。
ひとり暮らしの不便さをはじめて痛感しました。
アパートは2DKで裏は田んぼで静かなところにありました。
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風呂にはいるとき ズボンやパンツは簡単に脱げますが上のシャツは結構たいへんで またギブスが濡れないようにするためにビニールの袋をかぶせて風呂にはいりましたけど 根元を結ぶのが口と片手だけでやってて 時間がかかり 今度は ほどくのもうまくいかずイライラでした。
仕事のほうは 溶接とかの作業は片手では無理なので フォークリフトやトラックの運転などさせてもらい出来てましたが 朝は 年下の同僚が安全靴の紐を結んでくれたり助けてもらっています。溶接の仕事をしてないので かろうじて職場の風呂に入らずに帰れましたけど 家に帰るとひとりなのでまた 時間をかけて着替え 何日かすると風呂上がりは面倒になってきて 部屋の中ではパンツもはかずに裸で過ごしてました。
レースのカーテンだけじゃ全部丸見え。
自分もと思うとゾッとしました。
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住んでたアパートは2階建てで横に繋がったありふれた建物でしたが 僕の部屋は2階の一番端でとなりには やはりたぶん僕より少し年上の男性が住んでました。
窓から外をみると裏には 田んぼがひとつあって細い道があります。滅多に通る事はなかったのですが ギブスも取れて 夜遅くなったときに その道を通ってアパートに帰る途中 自分の住んでる部屋のほうを 車を運転しながらみてみると 自分の部屋は もちろん真っ暗ですけど 隣の部屋の灯りがついてて 隣の男性が僕と同じように裸で部屋の中にいるのがよく見えてました。ということは…僕も外から丸見えだったということになります。レースのカーテンをしてましたけど 隣の部屋もそのようです。
部屋からは外を見ると真っ暗でなにも見えないですけど 逆に真っ暗なところから明るいところはよく見えるということに気がつきました。
若い時に、大工の師匠がよく言ってた事をなんとなく思い出しました。なにが起こるかわからないから身なりだけはちゃんとしておきなさい。あぁなるほどなって感じた瞬間でもありました。男なので興味深くみる人もいないでしょうが 女の人は気をつけたほうがいいですね。
ちなみにとなりのおっさん、挨拶もしないし不動産屋に目覚ましがうるさいと苦情を入れたれた事もあるので 教えてあげてません。
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